私は20年ほど子育てを経験させていただきました。
いろいろ山あり谷ありでした。
その中でもママ友との付き合いには苦労しました。
結論から言って‥。
ママ友は友達じゃない‼︎
すみません。私の自論です‥。
いえ、もちろんそんな中でも長い時を経て心の友となる方もいらっしゃると思います。
ですが、私はママ友とは母として過ごす時間に関わってくる人を指すと考えています。
同じ時期に子育てをする者同士の交流と言いますか‥。
ママ友との会話は「スポーツさせる?」とか「どこで服買ってる?」とか子供絡みの話が多いのではないでしょうか。
ママ友の中には家庭の不和や他のママ友との相談などしてくる方はおられましたが、返答に困りましたね。
「私に言われてもなー」って。
私の中では、ママ友は友達の域ではなかったです。
子供の卒業や進学とともにママ友が入れ替わっていました。
次は◯◯くんのママといったところです。
正直なところ息子が成人した今、ママ友時代に仲良くしていた方との交流は残念ながらほぼありません。
顔をお見かけしても軽く会釈する程度の間柄です。
今回は、私のママ友体験を交えて考えてみます。
ママ友はいる?いらない?
世の中には、いろんな人がいます。
作らなきゃダメでもないし、作ったらダメでもない。
ここはやはり自分の気持ちひとつになるのでしょうか。
ママ友はいる
人との交流が得意、たくさんの人と関わりたい人はママ友がいたら楽しいですよね。
子供同士が楽しく遊んでいる光景は見ていても微笑ましいし、嬉しいものです。
互いの悩みを共有できる仲間がいたら、孤独になりがちな子育てを乗り越えられますね。
ママ友はいらない
人づきあいが苦手、1人が好きな人はママ友はいらないですよね。
やはり、ママ友とはいえ友達の域ではないお付き合いも少なからずあるもので。
相性が合う・合わないもあります。
自分の気持ちにフタをして人に合わせる必要ないです。
自分らしく居られないのってしんどいです。
ママ友がいて良かった時といなくても平気と思う時
ママ友が欲しいと思う時
- 行事があるとき(運動会や参観日)
- 入学式や卒園式の写真撮影
- 町内・PTA役員になったとき
- 子供の友達作りや子育て相談したいとき
子供がまだ小さい時は、ママ友との交流は盛んなのではないでしょうか。
幼稚園に入る前までは他のお子さんと交わるには公園や児童館に遊びに行くなどになりますが、そこでも公園デビューがあったりするのでしょうか。
そんな時もママ友がいたら心強いなどありますよね。
私も特に子供が幼稚園や保育園に通っている時は、周りのママさんたちがグループを作って仲良く談話しているのを見かけると1人でいる自分がなんかワビしくて、寂しくて、取り残されているような感じがしていました。
私もママ友がいたら楽しくおしゃべりしたり相談できるのになと思っていたものです。
子育ての悩みをシェアして励まし合うことができたら、不安を軽減できます。
子育てをワンオペでしている人は、いろんな人と交流することは良い刺激になるので積極的に仲良くなることは断然オススメします。
ママ友がいて良かったと思う時
小学校に上がるとクラス役員に当たったので、こんな私にもママ友はいました。
あとは、同じ保育園で単なる顔見知りだったのが入学でクラスが同じになってそこから話すようになったママ友などが数人。
実際、助けられたこともたくさんあります。
- 輪番の交代など持ちつ持たれず協力し合える
- 子供同士の交流がスムーズ
- 行事があった時に一緒に楽しめる
- 子育ての悩みの共有
小学校にあがると旗持ちやプール当番といった持ち回りの輪番があります。
それをお互いにカバーして協力し合うママ友が数人いてくれ、助け合うことが多々ありました。
私は、周囲の方々に恵まれていたのでイヤな顔ひとつ見せずに交代してくれるママ友が多かったです。
宿泊学習が始まる学年になると、用意する物の情報交換したりお互いに必要な物を貸し借りしたりということもありました。
習い事をさせようといろいろ模索している時に良い物を教えてくれたり。
仲良くしてくれるママ友がいると相談できたりしてとても心強いです。
困ったときに助け舟を出してくれるママ友がいた時は、本当にいて良かったと思いました。
ママ友を作るには
- 挨拶を心掛ける
- 学校役員や町内子供会役員に立候補
- 住んでいる地域の行事に参加
- 子供同士の交流をキッカケに
顔見知り程度でいきなり話しかけるのもなかなか勇気がいるもの‥。
私は人見知りするほうなので話しかけるという行為ができませんでした。
それで私が実践したのはとりあえず挨拶をするのです。
今はマスク生活がまだ続いている為笑顔が伝わりにくいかもしれませんが、学級参観やスーパーで子供の友達のお母さんと認識できる人を見かけたら「こんにちは。」と笑顔で挨拶していました。
笑顔で言えばおおむね笑顔で返してもらえます。
それをコツコツ積み重ねていきました。
すると、今度は相手の方からも挨拶してもらえるようになります。
その次は会話と段階を踏みましたね。
あとは役員をする。
立候補する方はほぼいないのでクジ引きで当たるというのが主流でしょうか。
思わず「ギャー」と叫びたくなりますが、そこはグッと堪えて仕事にあたります。
仲良しママとやりたいと言ってなる方もたまにおられますが、たいがいは当たってする人が大半なのでお互いに知らない者同士です。
ひとり者同士で仲良くなるチャンスは多いにアリです。
その他に習い事やスポーツ少年団をキッカケにして仲良くなるのも手ですね。
そこは、子供絡みのママ友が多いかもしれませんね。
ママ友はいなくても良い
では、逆にママ友はいなくちゃダメなのってなりますよね。
いなくても大丈夫です。
みんながみんな器用に人付き合いできるわけではありません。
自分を押し殺して我慢して付き合いをしなくても良いですよね。
気の合う人がいたら仲良くすれば良いです。
何が1番大切なのか。
子供達大優先ですよね。
私は、ママ友はいてもいなくてもいいと思っています。
ママ友がいなくても良いこと
- 気を遣うことがない
- 自分の時間や世界を守れる
- 噂話や悪口を聞かないで済む
- 人間関係のトラブルに巻き込まれない
自分の気持ちを押し殺すような人付き合いしたくない‥。
人に気を遣って疲れるのはイヤという方もおられますよね。
ママ友がいないと煩わしい感情に振り回されることが少ないはずです。
私の体験談になりますが、息子が小学4年生の時です。
同じ近所の仲の良いママ友がいました。
息子同士も仲が良かったです。
しかし、ある日を境に息子がケンエンされるようになりました。
私は親の出る幕ではない、本人同士で解決するべきだと静観しておりました。
そんな日、件のママ友が我が家へことの経緯を話しにこられました。
うちの息子とソリが合わないと。
私は謝ることしかできませんでした。
いえ、謝れば済むと思ってしまったのです。
子供同士の問題に親が出る必要はあったのでしょうか?
今はそのママ友とは会えば会話する間柄ではありますが、そんな出来事があってから私はママ友は友達ではないと思うようになりました。
ママ友がいなくても乗り越えられる
例えば。
習い事もスポーツ以外ならオンラインでできる英会話や塾が充実しているのでそういう選択肢もあります。
学校のことでわからないことがあれば先生に聞けば解決できます。
最高学年になってくると自分で判断できるようになってくるので、子供同士で相談して決めるということもできますね。
ママ友がいなくても大丈夫です。
我が子はどんどん成長していきます。
いつまでも小さいままではありません。
あっという間に大きくなります。
幼稚園や小学校に通う頃はママ友との関わり合いはありますが、中学校・高校・大学と進学していくうちに付き合いは減っていきます。
まとめ
- ママ友は友達じゃない
- ママ友はお互いに良い刺激を与えられる存在
- でもママ友はいなくても大丈夫
- 習い事は通信制を利用するのもアリ
- 自分の世界や時間を大切にできる
- トラブルがあっても時間が解決してくれる
- 我が子は成長する
子供同士の付き合いや生活の中で、人との付き合いは避けることはできません。
知り合いをたくさん作って自分の今後の生活に活かしていきたい人は、ママ友だけでなくどんどん積極的に付き合いを増やしていきましょう。
反対に自分が心を開ける人との付き合いを大切にしていきたい人は、感情や周りに振り回されずその関係を築いていけば良いのです。
ママ友は友達じゃない。
でも、共感できたり心を開ける存在になったとしたらそれはママ友でなく完璧な友ですよね。
子供の友達のママでなく、間違いなく友です。
感情に振り回されない時間を親子共に過ごしていけると幸せですね。